首位を独走するプロ野球・阪神タイガースに優勝マジックが点灯したことを受け、阪神推しで知られる尼崎中央三丁目商店街（兵庫県尼崎市）の電光掲示板にリアルなマジック数が掲示されている。
例年、同商店街では「日本一早いマジック」を開幕直前に点灯させる。今年は3月26日に公式試合数と同じ「143」をともし、勝ち星を重ねるごとに数字を減らしていった。7月30日に本物のマジック39が点灯。電光掲示板の数字も39になった。
これまではマジック数を手作業で貼り替えていたが、今季から電光掲示板に変更した。「遠くからでもよく見える」と好評だが、夜間は電源を落とすため、マジックも「消滅」する。
リモコンで点灯の役割を担う同商店街の寺井利一理事長（64）は「もうマジックが消えることなく、このまま優勝してほしい。2年ぶりの盛り上がりに期待したい」と話した。
